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【ドラフト攻略】『白赤サイクリング』を知ろう!【イコリア:巨獣の棲処】

こんにちは。
MTG ARENAのリミテッドで、ダイヤモンドランクを目指すこたえです。

この記事は、以下の記事の補足として作成しています。

【ドラフト攻略】『イコリア:巨獣の棲処』で勝つための全情報【リミテッド】こんにちは、こたえです。 普段はカジュアルでMTG ARENAを楽しんでいます。 先月(4月)のランクは、構築・リミテッドともに...

イコリア環境において、白赤サイクリングが安定した成績を残していますね。
間違いなく最強のアーキタイプの一角であり、積極的に狙うべきデッキだと思います。

この記事では、より強い白赤サイクリングを構築するための助けとなるものです。
MOのSUPER QUALIFIERで50%以上の勝率を誇るデッキレシピから、以下のことを学びます。

  • 結果を残した白赤サイクリングのデッキレシピ
  • 白赤サイクリングの必須パーツ
  • 白赤サイクリングのデッキ構成

それでは、さっそく見ていきましょう!

白赤サイクリングのデッキレシピ

SUPER QUALIFIER 05/03/2020 1st

LOPIK6選手の赤白サイクリングデッキです。
3マッチともに2-0した、勝率100%のデッキです。

デッキレシピはこちら(英語)

SUPER QUALIFIER 04/29/2020 1st

MRJKL選手の赤白サイクリングデッキです。
2-1,2-0,2-0で3連勝したデッキです。

デッキレシピはこちら(英語)

SUPER QUALIFIER 04/28/2020 2nd

7720選手の赤白サイクリング。
2-0,2-0とストレートで相手を下し決勝に勝ち進んだデッキです。

デッキレシピはこちら(英語)

SUPER QUALIFIER 04/17/2020 2nd

SOKOS13選手の赤白サイクリング。
2-1,2-1の成績で決勝に勝ち進んだデッキです。

デッキレシピはこちら(英語)

ちなみにイコリアが発売して間もないころ、プレミアムドラフトで7勝できたデッキも白赤サイクリングでした。

https://mtgstandard.work/2020/04/24/20200424/

以上4つのデッキをもとに、サイクリングデッキの構造を見ていきましょう。

白赤サイクリングの必須パーツ:クリーチャー編

再現性の高いコモン・アンコモンのカードで、サイクリングデッキに使われるクリーチャーカードをまとめました。

繁栄の狐/Flourishing Fox

繁栄の狐

サイクリングするたびに+1/+1カウンターをひとつ乗せることができます。
早いターンに出せば4/4くらいのサイズまで育つことが多いです。自身もサイクリングコストを持っているので終盤に引いても腐りません。

ドラニスの癒し手/Drannith Healer&ドラニスの刺突者/Drannith Stinger

ドラニスの癒し手/Drannith Healerドラニスの刺突者

どちらもとしての基本性能に加え、サイクリング誘発の1点ゲイン(ダメージ)効果を持っています。
前述の《繁栄の狐/Flourishing Fox》同様、自身もサイクリングを持っているのでいつ引いても強いです。コモンなので枚数を集めやすいのもポイント。

雄々しい救出者/Valiant Rescuer

雄々しい救出者

1ターンに一度、サイクリングするたびに1/1のトークンを出すことができます。
2マナ3/1というサイズ、トークン生成能力、自身が持っているサイクリングと、サイクリングデッキに必要な能力の詰まった一枚
序盤に出せるとライフを削ったり、トークンでダメージレースを有利にしたりと、下手なレアよりもずっと仕事をこなしてくれます。
後述する《揃った突撃/Coordinated Charge》とも相性抜群です。

罠の戦術家/Snare Tactician

罠の戦術家

サイクリングするたび、対戦相手のクリーチャーをタップすることができる。白赤サイクリングの攻守の要
このアーキタイプを目指すなら早めに枚数を確保しておきたいカード。個人的には見たら取るレベルで強力だと感じています。

トゲマーモセット/Prickly Marmoset

トゲマーモセット

サイクリングする毎に、ターン中パワーが2上がる猿。
先制攻撃が攻守ともに強力で、複数体並べると相手の地上戦線を止めることもできます。
前述の《罠の戦術家/Snare Tactician》と合わせて使えると活躍しやすいです。

溶岩の海蛇/Lava Serpent

溶岩の海蛇/Lava Serpent

序盤はサイクリングに、終盤はフィニッシャーにといつ引いても腐らないカードです。
速攻を持っているおかげで奇襲性能が高く、相手の計算を狂わせて勝ちに行ける場面も。
優先的に集めておきたいコモンの一つです。

サヴァイの雷たてがみ/Savai Thundermane

サヴァイの雷たてがみ/Savai Thundermane

サイクリング時に追加で2マナを払うと、2点の《稲妻のらせん》を打てる能力を持っている白赤のエレメンタル・猫。
ただしダメージを飛ばせる先はクリーチャーのみです。
先制攻撃を持つクリーチャーとの相性が非常によく《トゲマーモセット/Prickly Marmoset》が相棒だと攻守ともに活躍しやすかったです。
3マナ3/2というサイズも優秀で、仮に能力を使わなくとも戦闘で腐らないのが偉いです。

発根のモロク/Rooting Moloch

発根のモロク/Rooting Moloch

場に出たときに、墓地にあるサイクリングを持つカードを再利用させてくれるクリーチャー。5マナ4/4というサイズに加え、アドバンテージまでもたらしてくれます。
他の有力カード同様、このカード自身もサイクリングを持っているので腐りづらいです。

爬虫類の反射/Reptilian Reflection

爬虫類の反射-Reptilian Reflection

この記事でも触れましたが、サイクリングデッキにおいては最強クラスのフィニッシャーです。
速攻を持っていること、ソーサリータイミングの除去が効かないことが非常に強力でした。
攻撃に行くためには条件がありますが、パワーが5+トランプルを持っているため、何度か殴るだけでゲームが終わります。

白赤サイクリングの必須パーツ:呪文編

続いて、赤白サイクリングによく使われている呪文を見ていきましょう。

一心同体/Fight as One

一心同体/Fight as One

人間と非人間クリーチャー1体ずつに+1/+1修正と破壊不能を与えるインスタントです。
修正値は大きくありませんが、破壊不能の効果が活きる場面が多くありました。
前述の通り、白赤サイクリングは人間と非人間クリーチャーが共存するデッキであるため、2体を対象に取れる場面も少なくありません。
サイズの上がった《繁栄の狐/Flourishing Fox》や《トゲマーモセット/Prickly Marmoset》を守れると、盤面での優位を確立することができます。

白のコモン除去

平和な心神聖なる矢

白のコモン除去は2種です。
サイズの大きいクリーチャーにも対応できる《平和な心/Pacifism》と、戦闘に参加したクリーチャーに4点のダメージを与える《神聖なる矢/Divine Arrow》です。
対応できるクリーチャーのサイズと、使用できるタイミングが異なります。

赤のコモン除去

火の予言/Fire Prophecy

赤のコモン除去は3種あります。
後述する《血の希求/Go for Blood》は格闘除去ですが、《火の予言/Fire Prophecy》と《轟く岩滑り/Rumbling Rockslide》は火力なので、仮に自分の場にクリーチャーがいなくても相手を除去することができます。
《火の予言/Fire Prophecy》はフラッドした土地をドローに変えることができるため、クリーチャー限定の3点火力としては破格の強さに感じました。
《轟く岩滑り/Rumbling Rockslide》は少し重いですが、打てれば大抵のクリーチャーを除去できるのが偉いです。
どちらの火力を採用しているかによって、土地を引きすぎたときに場に出すか手札に残すかプレイが変わることは覚えておくとよいでしょう。

白のサイクリングカード

全てを狩るものの意志揃った突撃

白の有用カードのうち、サイクリングを持つものには《全てを狩るものの意志/Will of the All-Hunter》と《揃った突撃/Coordinated Charge》があります。
もちろん状況によりますが、実際に唱えるよりは、サイクリングを使う事のほうが多かったです。
白のサイクリングカードはどちらも打点を上げるために役立つので、クリーチャーを横に並べるデッキの場合はピックしておくと最後の一押しとして使えます

赤のサイクリングカード

血の希求/Go for Blood切り裂かれた帆/Shredded Sailsひっかく鉤爪/Raking Claws

赤の有用カードのうち、サイクリングを持つものは3枚あります。
格闘除去の《血の希求/Go for Blood》、飛行クリーチャーを打ち落とす《切り裂かれた帆/Shredded Sails》、クリーチャーに二段攻撃を与える《ひっかく鉤爪/Raking Claws》です。
これらも実際に唱えるよりはサイクリングすることの方がずっと多かったです。
ただ、《夢尾の鷺/Dreamtail Heron》を打ち落とせたり、最後の一押しになったりするので、相手の色を見てからサイクリングするか選ぶべきだと感じています。

天頂の閃光/Zenith Flare

天頂の閃光/Zenith Flare戦導者のらせん/Warleader's Helix

うまく構築できたサイクリングデッキにおいて、最高のフィニッシュ手段です。
二桁のダメージを叩き出すことも珍しくなく、実質引けば勝ちという場面も多くありました。
MRJKL選手のデッキはまさにこのカードで勝つことを目的に構築されていますね。
但しこのカードを使いこなすには、デッキ内の殆どをサイクリングを持つカードにする必要があります。
同じマナコストで似た効果を持つ《戦導者のらせん/Warleader’s Helix》以上の効果を出すためには、(ざっくり計算ですが)最低でも15枚のサイクリングカードをデッキに入れておきたいですね。

その他サイクリングカード

色が合わなくても、サイクリングを持つカードであればデッキに採用されることがしばしばあります。
中でも、1マナでサイクリングできるカードは重要視されます。
ここまでで紹介していないカードで、イコリアに収録されている1マナサイクリングカードは以下の5枚です。

  • 威圧するヴァンタサウルス/Imposing Vantasaur
  • 願い与えの加護/Boon of the Wish-Giver
  • 霜帳の奇襲/Frostveil Ambush
  • 驚くべき発育/Startling Development
  • 記憶漏出/Memory Leak

実際にこの記事で紹介したデッキの中にも、これらのカードが多く採用されていますね。

続いて、白赤サイクリングのデッキ構成を掘り下げていきましょう。

白赤サイクリングのデッキ構成

白赤サイクリングデッキの、役割毎のカード枚数を調べてみます。
サイクリングバーンに特化したMRJKL選手のデッキだけは特殊な型なので、それ以外のデッキについて見ていくことにします。

カードタイプ

前述した3デッキのカードタイプ別の枚数をざっくりまとめるとこのようになります。

  • 土地…15枚
  • クリーチャー…13枚
    ※爬虫類の反射/Reptilian Reflectionはここに数えています
  • スペル…12枚

一般的に、リミテッドデッキは「クリーチャーは15枚、クリーチャー以外の呪文8枚、そして土地は17枚」で構築すると言われています。
サイクリングでドローを繰り返すと土地に行き当たるため、土地は15枚前後に抑えられているようです。
ゼロックス理論とも近い考え方ですね。

土地を減らし呪文を増やしているので《雷猛竜の襲撃/Blitz of the Thunder-Raptor》が活躍しやすいのもポイントです。
3~4点のダメージを狙うなら、インスタント・ソーサリーは10枚以上入れておきたいですね。

サイクリングを持つカードの枚数

前述した3デッキの、サイクリングを持つカードの枚数は13~14枚でした。
デッキに含まれる土地でないカードのうち、約半分がサイクリングを持つカードで構成されていました。

ちなみに「サイクリングするたび」の効果を持つカードの枚数にはバラつき(4~11枚と)がありましたが、《ドラニスの癒し手/Drannith Healer》と《ドラニスの刺突者/Drannith Stinger》を除くと最低でも4枚以上のサイクリング誘発効果を持つカードが入っていました。

除去カードの枚数

サイクリングを持たない除去カードは5枚前後採用されるのが一般的なようです。
前述した《神聖なる矢/Divine Arrow》《平和な心/Pacifism》,《轟く岩滑り/Rumbling Rockslide》《火の予言/Fire Prophecy》が多く使われています。
除去とその他のカード、どちらをピックするか迷ったときは、この枚数が一つの指針になるかも知れません。

気付きが得られたら、都度追記します。

それでは、良いドラフトライフを!

参考リンク

イコリア:巨獣の棲処 についての当ブログの記事

イコリア:巨獣の棲処 製品情報関連

イコリア:巨獣の棲処 イベント関連

世界背景などについて

ルールやメカニズムなどについて

セットの開発について

随時、更新予定です!