MTG Walker(旧ブログ)時代の記事

【疑問】ワイルドカードって一枚いくらなんだろう?【MTG ARENA】

こんにちは。
最近構築ではジェスカイサイクリングを愛用しています。

デッキを構築するのはどのフォーマットでも楽しいですよね。

ARENAではリアルのマジックと異なり、カードに個別価格もなければ、ショップに買いに行く必要もありません。
特定のカードが欲しいと思ったときは、ワイルドカード/Wildcardsというアイテムを消費し、カードと交換(生成)することができます。

ワイルドカードはパックを開封時にパック内から出現したり、一定回数パックを開封するとボーナスとして獲得することができます。

パック開封だけですべてのカードを網羅するのはかなり難しいため、デッキ構築の際はワイルドカードを活用することが多いでしょう。

先日クイックドラフトをしているときに、ある神話レアのカードが流れてきました。
デッキには必要ないのですが、欲に目が眩み どうしても使ってみたくなりピックをしてしまいました。
※テーブルトップのカジュアルドラフトならよくある事だと思うのですが、デジタルでは交換も売却もできないため、あまり意味がありません。

欲深い悪漢/Grasping Scoundrel
「レアカードの呼び声が聞こえる。俺を名指しで呼んでいるんだ。」

そこでふと疑問に思ったのですが、ARENAにおいてレア以上のワイルドカードにはどれくらいの価値があるのでしょうか

今回は、ワイルドカード一枚が、金額にしていくら相当なのかを明らかにしてみようと思います。

計算方法と条件

この記事では、レアおよび神話レアのワイルドカードが、それぞれ1枚いくら相当なのかを明らかにします。

マスタリーやVaultなどの方法でワイルドカードを得ることもできますが、今回はジェムによるパック開封だけでワイルドカードを手に入れた場合の価格を算出します。

1ジェムはいくら?

ジェムはARENAのストアで購入することができます。購入区分は5種類あり、価格ごとに得られるジェムが異なります。

2020/05/11時点で、1$=106.86

価格獲得ジェム1ジェムあたり
4.99$750ジェム¥0.71
9.99$1,600ジェム¥0.67
19.99$3,400ジェム¥0.63
49.99$9,200ジェム¥0.58
99.99$20,000ジェム¥0.53

※ざっくり107円として計算しています。

その他のオンラインゲームやソシャゲと同じく、一度に大きい金額を入れれば入れるほど相対的にゲーム内通貨が安くなる仕組みですね。

今回は99.99$購入の際のレート(1ジェム≒¥0.53)で、ワイルドカードの単価を計算することとします。

パック開封の期待値

パック開封と消費ジェム

ジェムの購入同様、パックにも何種類かの購入方法があります。

どの購入方法でもパックの単価は一律200ジェム(≒¥106)です。
※まとめ買いすると特定の神話レアなどのオマケがつきますので、その分だけお得にはなります。

ワイルドカード・トラック

ワイルドカード・トラックとは、パック開封時に右上に現れるゲージのことです。
1パック開封するごとにゲージが貯まり、6パック開封するとレア(あるいは神話レア)のワイルドカードが一枚もらえる仕組みになっています。

MAGIC: THE GATHERING ARENA – REWARD DISTRIBUTION & DROP RATE INFORMATIONには

レア・ワイルドカードと神話レア・ワイルドカードの入手比率を4:1

とあります。
つまり、30パック開封する毎にレアのワイルドカードが4枚、神話レアのワイルドカードが1枚もらえるのです。

開封時に出現するワイルドカード

次に、パックからワイルドカードが出現する確率を調べてみます。

MAGIC: THE GATHERING ARENA – REWARD DISTRIBUTION & DROP RATE INFORMATIONによると、パックからワイルドカード(レア、もしくは神話レア)が出現する確率は、1/24(4%程度)のようです。

但し、パックから神話レアを引く確率についての、公式記事は見つけられませんでした。
色々調べていたところ、こんな動画を見つけました

タイトルには「328パック開封」とありますが、実際には330パック開封されていました。
記録しながら動画を視聴したところ、330パック中、神話レアは(ワイルドカード含め)54枚でした。
この動画だけのデータを参照すると、レア:神話レアの比率はおよそ5:1ということになります。(6パックに1枚が神話レア

まとめると、パック開封時にレアのワイルドカードを獲得できる確率はおよそ3.5%、神話レアは0.5%ということになります。

30パック開封すれば、レアのワイルドカードが1枚出現する計算ですね。
(神話レアは78%くらいです。)

データが揃ったので、結論を出しましょう。

ワイルドカードは1枚¥○○…

前述の通り、ワイルドカード・トラックや開封時のワイルドカードの獲得周期が30パックで一区切りであることから、今回は30パックを一単位として考えることにします。

30パック開封すると、レアのワイルドカードが最低でも5枚、神話レアのワイルドカードは最低1枚獲得できます。
30パック開封するためには6,000ジェムが必要です。

つまり、6,000ジェム≒レアワイルドカード5枚+神話レアワイルドカード1枚です。
比率で考えたとき、神話レアにはレア5枚分の価値があることになります。
そして前述の通り、1ジェム≒¥0.53です。

これらの前提で計算すると、金額は次のようになります。

  • レアワイルドカードは1枚¥318相当
  • 神話レアワイルドカードは1枚¥1,590相当

これはあくまで課金したジェムによるパック開封の場合です。
マスタリーやドラフトの賞品として貰えるパックやジェム、ゴールドによる開封は一切含めていないうえ、すべてのカードを未所持として扱っているので、実質最も高く計算した場合の金額と言えるでしょう。

余談ですが、参考までにデッキ構築にかかる費用を調べてみました。
今一番勢いのあるバントヨーリオンを例として考えてみます。

2020年05月12日時点で、上記のデッキを現実のカードで揃えると、およそ¥81,000ほどの金額が必要なようです。
一方ARENAだと、ワイルドカードにして¥9,540となりました。(レア27枚/神話レア6枚。コモン/アンコモン/基本土地は¥0として計算しています)

テーブルトップで《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath》や各種ショックランドを集めることを考えると、ずっと手軽ですね。
集める手間がなく安く済む代わりに現金化もできないため、どちらが良いとは一概には言えませんが、カジュアルプレイ勢でもトップメタのデッキを使えるというのはテーブルトップ時代にはなかったことですよね。

構築でランクを上げたいと思うなら、或いは大人の趣味としては、かなり手軽に遊べるという事が分かりました。

それでは、よいマジックライフを!

参考リンク